児童書

岩波少年文庫

古事記と昔話の共通点、類似点の多さについて考えた

『古事記物語』を読みました。 著者は福永武彦さん、発売は1957年、2000年に改訂、発売は岩波書店から。
小説

【感想】窓ぎわのトットちゃん|素晴らしい学園、素晴らしい先生、素晴らしい友達との思い出

「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!」。小林宗作先生は、トットちゃんを見かけると、いつもそういつた。「そうです。私は、いい子です!」 そのたびにトットちゃんは、ニッコリして、とびはねながら答えた。――トモエ学園のユニークな教育とそこに学ぶ...
岩波少年文庫

ハックルベリー・フィンの冒険|旅立ちはいつだって真夜中のにおいがする

今回はマークトウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を読みました。 訳は千葉茂樹さん、発売は2018年、岩波書店の岩波少年文庫から。 原著が出たのは1885年、古典も古典っすね。 19世紀、南北戦争以前のアメリカ南部。気ままに生きる少年...
岩波少年文庫

トム・ソーヤの冒険|誰よりも遠くへ!100年以上読み継がれるジュブナイル

ミシシッピ川沿いの小さな村を舞台に、わんぱくな少年トムが浮浪児ハックを相棒に大活躍するゆかいな冒険物語。因習にとらわれがちな大人たちに逆らってたくましく生きる子どもたちの姿を描きます。世界じゅうの人びとから熱狂的に愛されてきた少年文学の傑作...
岩波少年文庫

飛ぶ教室|かつて子どもだった大人と、これから大人になる子どもへ

ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才なマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性ゆたかな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そしてあこがれ。寄宿舎学校に涙と笑いのクリスマスがやってきます。 ケストナー・ E(20...
岩波少年文庫

プー横丁にたった家|誰もが一度は離れ、いつかまた戻っていく魔法の森

おなじみのクリストファー・ロビンと仲間たちが住む森へゆくと、わたしたちはいつでもすてきな魔法の冒険に出会えますー。プーやコブタたちのところへ、はねっかえりのトラーがあらわれました。『クマのプーさん』の続編。 A.A.ミルン(2000)『プー...
岩波少年文庫

クマのプーさん|今この瞬間を生きる、世界一有名なクマの物語

世界一有名なクマ、プーさんが活躍する楽しいファンタジー。幼い少年クリストファー・ロビンが、美しいイギリスの森を舞台に、プーやコブタ、ウサギ、ロバのイーヨーなど、仲よしの動物たちとゆかいな冒険をくりひろげます。 A.A.ミルン(2000)『ク...
岩波少年文庫

ハイジ|豊かな自然の暮らしに、憧憬の情を走らせる

美しいアルプスの自然を愛する、純真な少女ハイジの物語。がんこなおじいさんと二人きりで山小屋に住んでいたハイジは、クララという足の悪い少女の遊び友だちになるため、フランクフルトにゆくことになりました……。 ヨハンナ・スピリ(1986)『ハイジ...
岩波少年文庫

ピッピ 南の島へ|さよなら、少年少女時代!

自由な生活を楽しんでいる世界一強い女の子ピッピが、こんどは友だちのトミーとアンニカ、なかよしの馬やサルも連れて、南太平洋のクレクレドット島に出かけます。子どもたちの南の島での大冒険を描く、ますます楽しい第3話。 リンドグレーン(2000)『...
岩波少年文庫

ピッピ 船にのる|自由に、楽しく、気楽に!

学校でも、お祭りでも、ピッピが顔を出すと、いつもゆかいな大さわぎがおこります。ある日、行方不明だったピッピの父エフライム船長がごたごた荘に帰ってきて、二人は感激の再会をしました。世界一強い女の子ピッピの第2話。 リンドグレーン(2000)『...
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