小説【感想】窓ぎわのトットちゃん|素晴らしい学園、素晴らしい先生、素晴らしい友達との思い出 「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!」。小林宗作先生は、トットちゃんを見かけると、いつもそういつた。「そうです。私は、いい子です!」 そのたびにトットちゃんは、ニッコリして、とびはねながら答えた。――トモエ学園のユニークな教育とそこに学ぶ...2023.11.22小説児童書
単行本・文庫本頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる|感想/レビュー Kindleで『頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる』を読みました。 著者はアンディ・プディコム、訳は 満園真木さん、発売は2020年、辰巳出版から。 瞑想はよりよく生きるためのツールです。そしてそれは、マイン...2023.11.06単行本・文庫本
単行本・文庫本脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方|感想/レビュー 『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』Kindle版を読みました。 著者はジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン、訳は野中香方子さん、Kindle版は2014年にNHK出版から出ています。 運動すると気分が...2023.11.04単行本・文庫本
岩波少年文庫ハックルベリー・フィンの冒険|旅立ちはいつだって真夜中のにおいがする 今回はマークトウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を読みました。 訳は千葉茂樹さん、発売は2018年、岩波書店の岩波少年文庫から。 原著が出たのは1885年、古典も古典っすね。 19世紀、南北戦争以前のアメリカ南部。気ままに生きる少年...2023.11.01岩波少年文庫児童書
単行本・文庫本暗闇の効用|夜は私たちの友だ 今回はヨハン・エクレフの『暗闇の効用』を読みました。 ヨハン・エクレフはスウェーデン出身のコウモリ研究科。 環境保護活動やライター、コンサル会社の経営などもしています。 日本での出版は2023年、翻訳は永盛鷹司さんで、太田出版から発売されま...2023.10.28単行本・文庫本
単行本・文庫本ボクの学校は山と川/ボクの先生は山と川|感想 今回は『ボクの学校は山と川』と『ボクの先生は山と川』を読みました。 著者は漫画家の矢口高雄さんで、発売は講談社から。 前者は1987年、後者は1988年に書かれたもので、読んだのはそれぞれ1993年、1995年に文庫化されたものです。 釣り...2023.10.20単行本・文庫本
単行本・文庫本旅人 ある物理学者の回想|思春期の孤独と葛藤を描いた名文 今回は『旅人 ある物理学者の回想』を読みました。 著者はノーベル物理学賞で有名な湯川秀樹さん。 1960年に角川書店から出版されています。 湯川氏の業績ほどにはその人を知る者は少ないだろう。これは博士自身が綴る生い立ちの記である。「孤独な我...2023.10.18単行本・文庫本
単行本・文庫本センス・オブ・ワンダー|大人になると失われてしまう感覚を呼び起こす名著 今回はレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』を読みました。 訳は上達かみとお恵子さんで、2021年に新潮社から出ている文庫版。 元の本はアメリカで1965年に出版されています。 雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。...2023.10.12単行本・文庫本
岩波新書ぼんやりの時間|真剣に、ぼんやりしよう! 岩波新書の『ぼんやりの時間』を読みました。 著者は辰濃和男(たつのかずお)さん。 ぼんやり得意ゆえ、タイトルから良書の匂いがプンプンしますねえ。 常に時間に追われ、効率を追い求める行き方が、現代人の心を破壊しつつある。今こそ、ぼんやりと過ご...2023.10.08岩波新書新書
新書武器としての決断思考|人生を優位に進めるための一生錆びない武器 星海社新書の「武器としての決断思考」を読みました。 著者の瀧本哲史さんは京大の客員准教授、投資家、経営コンサルタントなど、多方面で活動していた方。 本書では、 人生で直面する様々な問題に対して、自分で考えて自分で決める、意思決定の具体的な方...2023.09.26新書