小説

春や春|俳句にかける青春【感想/レビュー/ネタバレ無し】

今回読んだのは森谷明子さんの『春や春』。 2015年に光文社より発売されました。 ネタバレなしで感想、ばーっと書きなぐり。 俳句の価値を主張して国語教師と対立した茜。友人の東子に顛末を話すうち、その悔しさを晴らすため、俳句甲子園出場を目指す...
新書

言ってはいけない 残酷すぎる真実|すべては親ガチャで決まってしまうのか

今回は新潮社の『言ってはいけない 残酷すぎる真実』を読みました。 著者は前回と同じく橘玲さん。 歯に衣着せぬ物言いで、ヒトと社会の言ってはいけない真実を明かしていきます。 この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見...
新書

バカと無知 人間、この不都合な生きもの|人間の本性に迫る背徳感と知的興奮

新潮新書の『バカと無知』を読みました。 著者の橘玲たちばなあきら氏は編集者を経て作家になった方。 小説、評論、投資術など幅広い分野で執筆しつつ、各種メディアへの寄稿や自身のブログ、Twitterでも情報発信しています。 本書の内容は、 遺伝...
新書

10代の悩みに効くマンガ、あります!|思春期のあらゆる悩みはマンガで解決できる!?

岩波ジュニア新書の『10代の悩みに効くマンガ、あります!』を読みました。 著者のトミヤマユキコ氏はライターであり、マンガ研究者。 早稲田大学文化構想学部の助教授を経て、東北芸術工科大学の准教授をしているそうです。 本の内容は、 人間関係、進...
岩波少年文庫

トム・ソーヤの冒険|誰よりも遠くへ!100年以上読み継がれるジュブナイル

ミシシッピ川沿いの小さな村を舞台に、わんぱくな少年トムが浮浪児ハックを相棒に大活躍するゆかいな冒険物語。因習にとらわれがちな大人たちに逆らってたくましく生きる子どもたちの姿を描きます。世界じゅうの人びとから熱狂的に愛されてきた少年文学の傑作...
岩波少年文庫

飛ぶ教室|かつて子どもだった大人と、これから大人になる子どもへ

ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才なマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性ゆたかな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そしてあこがれ。寄宿舎学校に涙と笑いのクリスマスがやってきます。 ケストナー・ E(20...
岩波少年文庫

プー横丁にたった家|誰もが一度は離れ、いつかまた戻っていく魔法の森

おなじみのクリストファー・ロビンと仲間たちが住む森へゆくと、わたしたちはいつでもすてきな魔法の冒険に出会えますー。プーやコブタたちのところへ、はねっかえりのトラーがあらわれました。『クマのプーさん』の続編。 A.A.ミルン(2000)『プー...
岩波少年文庫

クマのプーさん|今この瞬間を生きる、世界一有名なクマの物語

世界一有名なクマ、プーさんが活躍する楽しいファンタジー。幼い少年クリストファー・ロビンが、美しいイギリスの森を舞台に、プーやコブタ、ウサギ、ロバのイーヨーなど、仲よしの動物たちとゆかいな冒険をくりひろげます。 A.A.ミルン(2000)『ク...
読書環境

現在行われているKindleのセール情報【12/3更新】

Amazonではkindle本を安く買えるセールが定期的に行われています。 セールによっては欲しかった書籍が半額以下やほぼ無料になることもあるので、これを逃す手はありません。 そこで、この記事では以下の点を押さえてkindleのセール情報を...
岩波少年文庫

ハイジ|豊かな自然の暮らしに、憧憬の情を走らせる

美しいアルプスの自然を愛する、純真な少女ハイジの物語。がんこなおじいさんと二人きりで山小屋に住んでいたハイジは、クララという足の悪い少女の遊び友だちになるため、フランクフルトにゆくことになりました……。 ヨハンナ・スピリ(1986)『ハイジ...
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