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四国遍路|漂泊とはたどりつかぬことである【感想/レビュー】

四国八十八ヵ所。金剛杖を手に、千数百キロをひたすら歩く。土地の人から受ける「お接待」が心にしみる。ーー人はなぜ四国をめざすのだろうか。いま、ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ。人びとと出あい、自然の厳しさに打たれつつ...
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ぼんやりの時間|真剣に、ぼんやりしよう!

岩波新書の『ぼんやりの時間』を読みました。 著者は辰濃和男(たつのかずお)さん。 ぼんやり得意ゆえ、タイトルから良書の匂いがプンプンしますねえ。 常に時間に追われ、効率を追い求める行き方が、現代人の心を破壊しつつある。今こそ、ぼんやりと過ご...
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文章のみがき方|筆を握る、火のように燃える

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。漱石・荷風から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫……。執筆中と推敲時だけでなく、日常のなか...
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文章の書き方|「書く」ことを生活の柱にしたい人必読の書

わかりやすい文章を書くために、何に気をつけたらよいか。日頃から心がけるべきことは何なのか。『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者が、福沢諭吉から沢木耕太郎にいたる様々な名文を引きながら「文は心である」ことを強調するとともに、読む人の側に立...
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歴史とは何か|歴史をどう解釈し何を学ぶか、知性への憧れが湧いてくる本

歴史とは現在と過去との対話である。現在に生きる私たちは、過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない。複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では、過去を見る新しい目が切実に求められている。歴史的事実とは、法則とは、個...
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日本の思想|60年以上読み継がれてきた岩波新書の代表的名著

現代日本の思想が当面する問題は何か。その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。日本人の内面生活における思想の入りこみかた、それらの相互関係を構造的な視角から追求していくことによって、新しい時代の思想を創造するために、いかなる方法意...
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