
著者への還元を考えるなら、本は新品で買うべき。

分かる、けどない袖は振れません。
本を買いたいけど、新品で買うお金がない。
足繫く図書館に通ったり、友達からいらない本をもらったり、ブックオフの100円コーナーを徘徊したり。
自分の本にまつわる貧乏エピソードは枚挙にいとまがありません。
そこで今回は、ゲルピン時代から現在までに培った「可能な限り本を安く買う方法」を紹介します。
①古本屋で買う
・安い
・一期一会がある
・現物を確認できる
最も安く本を買うなら、やはり古本屋さんです。
店によっては100円コーナー、50円コーナーがあったりするので、安さという点では古本屋が一番だと思います。
また、実店舗で現物を見られること、ざっくばらんに棚を眺めて一期一会を楽しめるのも古本屋の魅力です。
そんな古本屋の欠点は、欲しい本がいつもあるとは限らないところです。
人気のタイトルや比較的新しい本なら見つかることもありますが、あまりニッチだったり昔の本があるかは運次第。
そのため、古本屋にはピンポイントで探しに行くより、何冊か欲しい本を決めておいて「あればラッキー」くらいの感覚で行った方がいいと思います。
ちなみに、ブックオフでは公式アプリをDLすれば、その場で使える100円クーポンがもらえます。
さらによく使う店舗をお気に入り登録しておけばたびたび100円クーポンが届くうえ、毎月29日には150円引きのクーポンが届きます。
②ネットで買う
・品揃えが豊富
・外出の必要がない
・24時間営業
ネットの最大のメリットは豊富な品揃えだと思います。
たいていの本はAmazonで買えるし、「日本の古本屋」さんを探せば稀少本も手に入ります。
外出の必要もなくベッドに寝転びながら24時間買い物ができるのもいいですね。
そんなネットの欠点はサービスの使い分けが面倒なところです。
大手書店の公式サイト、古本屋のオンラインサービス、個人書店のHPなど。
使い分けが面倒でAmazonでしか買わない人も多いのではないでしょうか。
自分はハピタスというポイントサービスを経由しつつ、中古はブックオフオンライン、新品は楽天ブックスを使うことが多いです(値段や在庫はAmazonと比較)。
【中古本】ハピタス経由のブックオフオンライン
ブックオフオンラインでは1800円以上の購入で送料が無料になるので、Amazonで買うよりも安くなるケースが多いです。
そしてハピタスを経由すれば、そちらにもポイントが貯まるので一石二鳥です。
↑ハピタスにログインして、「ブックオフオンライン」を検索。
赤で囲った②の「ポイントを貯める」をクリックするとブックオフオンラインに飛ぶので、あとは普通に買い物をすればOK。
↑適当に買い物していると、いつの間にかポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントは赤枠右側の「ポイント交換」から現金・電子マネー化できます。
【新品】ハピタス経由の楽天ブックス

新品なら値段が同じだからどこでもよくない?
そう思っていた時期が自分にもありました。
しかし、購入するお店よって付与されるポイントが異なっていて、それがバカにできないレベルの差になってきます。
たとえば楽天ブックスは、送料無料に加えて楽天ポイントが1%還元(楽天カードなら3%還元)されます。
そこにやたらと行われるキャンペーンを組み合わせれば還元率はさらに上がり、ハピタスを経由することで別途ポイントも貯まっていきます。
【絶版・稀少本】復刊ドットコムにリクエストを出す
絶版・希少本はプレミア価格がついていることが多いです。
希少性よりも中身が読みたいだけの人にとっては厄介な問題ですよね。
そこで役立つのが「復刊ドットコム」という、絶版・希少本にリクエストを出せるサービス。
復刊ドットコムでのリクエストは簡単、サイトに無料登録して復刊希望の本を検索、投票するだけです。
ちなみに、サイトでは今までに復刊した本も販売されているので、意外な掘り出し物が見つかるかもしれません。
③電子書籍で買う
・セールが多い
・絶版のプレミア本が定価以下で買えたりする
・すべて新品!
電子書籍は新品料金でしか販売されませんが、頻繁に行われるセールのおかげで安く購入することができます。
また、近年では様々なショップでセールが行われており、選択肢は増えつつあります(過去にDMMブックスで行われた「初回購入限定最大100冊まで全て70%オフ」のセールには度肝を抜かれました)。
ただ、Kindleアプリ、DMMアプリ、BOOKWALKERを入れて…という風にしていると、本の管理や端末の容量的に色々と面倒になってきます。
使うサービスを絞るとするならAmazonは必須。
そしてkindleをメインにするなら、Amazonプライム会員に入るのが最もお得。
会員特典の「Prime Reading」で、たくさんの本を無料で読むことができます。
④フリマアプリで買う
・破格の値段で買えたりする
・まとめ買いがお得
・稀少本が見つかる
メルカリなどのフリマアプリには本もたくさん出品されています。
シリーズ本がまとめて出されていることも多く、稀少本が出ていることもあるので侮れません。
ただ、安く買えるかどうかはタイミングに左右されるのが欠点。
こまめにチェックして気長に探すのがオススメの使い方です。
本を安く買う方法【番外①】図書館を利用する
・無料で利用できる
・物が増えない
・読書習慣作りに最適
本を読むことが目的なら、図書館を利用するのが最もコスパがいいです。
借りて読んで気に入った本だけ購入するようにすれば、本の置き場と費用の問題も解決。
また、図書館に行った時に必ず本を借りるようにすれば、簡単に読書習慣が作れます。
そんな図書館の欠点は、借りたい本が貸し出されている可能性があるということ。
特に新刊本や人気本は取り合いになりがちで、予約1ヶ月待ちなんてこともざらにあります。
本を安く買う方法【番外②】青空文庫を利用する
・無料で利用できる
・古典名作が揃っている
・サイトもデータも軽い
「青空文庫」とは著作権の切れた作品を無料で公開しているありがたいサービス。
誰でも無料で利用することができて、教科書に載っている文豪の作品もだいたい読むことができます。
強いて欠点を挙げるなら、古い作品しかないということ。
著作権の関係上当たり前のことなので、ないことを嘆くよりも古典名作を無料で読めることに感謝したいですね。
スマホで読む場合はアプリ版が使いやすいのでオススメです。
本を安く買う方法【番外③】図書館の廃棄本をもらう
・お金がかからない
・探すのが楽しい
・本の廃棄を防げる
図書館では除籍された本を無料配布しているところが多いです。
特定の本を探しにいくのには向いていませんが、意外な本があったりするので見るだけでも楽しいです。
欠点はたまにしか開催されないことです。
まとめ
- 古本屋で買う(ブックオフアプリは月末に300円引きクーポン)
- ネットで買う(ハピタス経由で古本はブックオフオンライン、新品は楽天ブックス)
- 電子書籍で買う(Amazon一強、頻繁に行われるセールがチャンス)
- フリマアプリで買う(利用者が多いメルカリがおすすめ)
- 図書館を利用する(気に入った本だけ買うようにする)
- 青空文庫を利用する(著作権切れの古典名作が無料、アプリが使いやすい)
- 図書館の廃棄本をもらう(不定期、市町村ごとによる)
自分は本を買ったり読んだりする時、上記の方法を使い分けています。
その比重は年々ネットに傾いていってますが、一期一会を求めて本屋さんを巡ることはやめられません。
ただ、そういう楽しみも本屋さんがあって初めてできること。
ひいきの本屋さんは積極的に使っていこうと思います。
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